心に染みる「クレアモントホテル」 |
昨日ギャラリーマヤさんにいる時にたまたま
紹介頂いたS社の鈴木さんに頂いた試写会の招待券で
早速「クレアモントホテル」の試写会に行って来ました。
(鈴木さんがこの映画の原作本の編集をされています。
20日に文庫本が発売されたばかリ)
映画の前に東銀座のナチュラルローソンでちょっと腹ごしらえ。
隣で桂 由美さんが...ひとり食べていらっしゃいました。
TVで見るままのファッション、お元気です。83歳でっすって。
で、松竹の試写室に行くと由美さんがいらっしゃり同じ列に。
どっちでもいい話しでした。でもきっと感慨深くご覧になったと思います。
さて、このロンドンの小さなホテルを舞台にした映画、
何ともじんわり良い感じ、事件らしいことも起こらず、
ハリウッド映画のようにドタバタもドンパチなく、
とても気持のいい時間が過ごせました。
老婦人と青年の交流。何でもないところで....ちょっとした仕草や言葉で....
何度も泣きそうになりました。
イギリスらしいクセのある人々、ユーモア、丁寧な言葉使い。
ああ.そう、それ!懐かしいロンドン、親戚がいるのでよく行っていた頃の
空気感、ホントにこう言う言う!あるある...(取り乱しています)
どこを切ってもよくできています。
(今はかなり良いエッセンスが減っていますけどね)
女性の方は青年ルード(ルパート・フレンド)
を見るだけでも良いのではないでしょうか。
こんなハンサムなナイスガイ、いませんよ。
ヒューグラントとはまた違った若いのに良くできた子です。
いわゆるハッピーエンドではないのに清々しい。
観た後、いろいろ語れますよ。
12月4日から岩波ホールでロードショー。
原作本も読んでみたいと思います。
現在マヤで個展中の近藤美和さん
鈴木さん、マヤさん本当にありがとうございました。
