ギターと共に安らかに |
大学時代からやっていたバンドのギタリストYが亡くなってしまいました。
告別式が名古屋に行っている最中なので今日、バイオリンのMさんと
安置されている斎場へ「最後のお別れ」に行って来ました。
ぐっすり眠っているようで、声をかけても寝たフリを続けていました。
昨年すい臓ガンが見つかり手術をし、一旦良くなりかけていたのですが
すぐに肝臓への転移が見つかり、余命3ヶ月と言われたのが今年のはじめ…それが……早過ぎます。
身寄りのない彼を友人達で見守っていたのですが、
入院中のYを訪れても病院の食事は全く受け付けず、どんどん弱り
立つこともできなくなり「情けない」「おれどうなるんだろう」ばかり呟き….
見ているのも辛かったですが、
結局何もしてあげられないまま「天国への階段」を登ってしまいました。
ツェッペリン好きではなくプログレ好きでしたけどね。
「ひつまぶし」を食べたがっていたので持って行こうとしていたのに
間に合わなかったのが心残りです。
3年半前に久しぶりに1年かけて練習をし
20年ぶり?に新大久保のライブハウスで演奏したのですが
その後Yは新曲もCD1枚分は作り、後はまとめるだけだったのに…
もう一度バンドでライブをさせてあげたかったです。
ストラトキャスターは彼の恋人、しっかり抱いて安らかに…
作ったCDが10作はあります。総数何曲作ったんだろう?
数々のスタジオでの練習、学園祭やライブハウスでのギグ、
スタジオでのレコーディング、夏の北軽井沢での強化合宿、
うちで正月3が日をこたつ&TVで過ごしたこと...
いくつもの思い出が巡ります。
彼の好きだった中山ラビの店(国分寺)で遅くまでMさんと
Yの尽きない話をしました。
バンドの曲、当分聴けないな…。
