三鷹天命反転住宅ワークショップへ

荒川修作や三鷹天命反転住宅については
2月15日のブログをご覧下さい。


細胞が喜ぶ、活性化する、あこがれの住宅へ行って来ました。
午後から3時間の滞在。
天命反転住宅の住人でナビゲーターの榎本氏
（詳しくは天命反転住宅のサイトをどうぞ）の
指導、解説のもとプログラムは進みます。
20名ほどの参加者は裸足になり、でこぼこの床を楽しみます。
住居にはあり得ない形と原色が氾濫する空間で
我々は宇宙飛行士のようにゆっくりと、時に早く
手足を動かして、その全てを確かめます。
少し慣れて来たところで
目隠しをして歩き回り、寝転び、人とぶつかっても、謝罪など
のでてはいけません。無言です。
そのまま「おやつタイム」おしぼりで手を拭き
コップにドリンクを注いでもらい、お菓子を頂きます。
さんしょの香りのおせんべいも。
この間１時間以上と感じる人、２０分未満と感じる人。
人によりかなりの差があり面白いです。
キッチンが真ん中にあり、柱は１本もないという構造。
いつも全てが見渡せる開放的な家はファミリーの理想かも。
シャワーブースも丸見え。トイレはその奥ですが
仕切りも扉もなく、大勢の前で行くのには勇気がいります。
掃除機を持って行きその音にかき消してもらってするのです。
榎本さんの実際に住む部屋3LDKやレンタルできる2LDKなど
も見せて頂き、それぞれに色の配置が違ったり
普通に住むことを、収納することを拒否する部屋を
いかに工夫して日々生活しているかを垣間見れ興味深かったです。
毎日生活が創造でき、遊べ、疲れて、笑顔になれる
そんな感じです。
今回特別、屋上にも上がらせて頂きました。
今日は本当に気持のいい日だったので、
皆、ここから飛べそうになっていました。
あっという間の３時間。
お泊まりコースや夜コース、養老天命反転地バスツアーもあります。
何と言っても球形の部屋は音の反響はもちろん
光のヘソがあり全ての光の集まる明るい一点が見れたり
ハンモック吊ったり、天地逆のプラネタリウムにして宇宙を
見ることができたり…は大喜びでしょう。いや大人も。
本来の人間に、身体に、戻れる住処。
もっとあちこちにできるべきだと思います。