2011年 07月 28日
6本のダイナマイト |
「よし、今日から順番に地下都市を爆破する!まずは第5地区からだ!
ダイナマイトは6本もあればいいだろう。」
ダイナマイト部隊隊長が部下に指示を出した。
1時間後。
「よし!爆破しろ!」
隊員はボタンを押した。
爆発音はなく変化も無かった。
「何やってる!調べてこい!」
部下は地下都市に降りて行った。
ダイナマイトを仕掛けた場所を見て回ると
そこにはダイナマイトを美味しそうに食べているカッパの子供たちがいた。
「おじさん、飲み物もくれない?頭のお皿が乾いちゃってつらいよ。」
カッパがどんどん増え、人間社会を脅かすようになった今
止む追えずカッパ撲滅作戦が施行されたのだが、
ダイナマイトも彼らの食料だったとは….。
後日談:ダイナマイトでの破壊作戦ではなく、
頭の皿の水分を注射器で抜く「サラカラカラ作戦」が施行されたが
ぬるぬるしたカッパを捕まえるのは容易ではなく、カッパの数は増え続けた。
水の奪い合いが起こり、「水戦争」が勃発。
どの社会も、いつの世も争いは絶えないものである。
ダイナマイトは6本もあればいいだろう。」
ダイナマイト部隊隊長が部下に指示を出した。
1時間後。
「よし!爆破しろ!」
隊員はボタンを押した。
爆発音はなく変化も無かった。
「何やってる!調べてこい!」
部下は地下都市に降りて行った。
ダイナマイトを仕掛けた場所を見て回ると
そこにはダイナマイトを美味しそうに食べているカッパの子供たちがいた。
「おじさん、飲み物もくれない?頭のお皿が乾いちゃってつらいよ。」
カッパがどんどん増え、人間社会を脅かすようになった今
止む追えずカッパ撲滅作戦が施行されたのだが、
ダイナマイトも彼らの食料だったとは….。
後日談:ダイナマイトでの破壊作戦ではなく、
頭の皿の水分を注射器で抜く「サラカラカラ作戦」が施行されたが
ぬるぬるしたカッパを捕まえるのは容易ではなく、カッパの数は増え続けた。
水の奪い合いが起こり、「水戦争」が勃発。
どの社会も、いつの世も争いは絶えないものである。
by 460ss
| 2011-07-28 13:31