７０歳パワー！

加山雄三のニューアルバム「星の旅人」。７０歳にして１０年ぶりの新譜。
これが凄い！若過ぎる！声は若大将の頃よりさらに艶があり円熟。深く温かく爽やか。
なんと９１歳の岩谷時子が心に響く歌詞を提供。
「Rain」「星の旅人」は少し彼の人生を知っているだけの私でも、涙が出て唄えない。
（唄ってんのかー？）はい。シングルならカラオケ付きですが、i-tuneでダウンロードしたので、一生懸命、詩を書き取りました。
最近、若い歌手はよく「親に感謝して〜」とか「君にもできるさ...」みたいなうそくさい、なんのひねりもないダイレクトな詩を唄ってますが、どうなってる？恥ずかしくないのか？と思ってしまう。説教じみた詩ばかり、若い時はシュールに行け！
７０になったらストレートに唄ってもこんなにカッコイイイ。嘘がない。
フレディには正にフレディにしか唄えない歌があるが、７０年の人生を重ねた加山にしか唄えない歌がここにある。

そして作詞家の阿久悠が死去。７０歳。
ヒット歌謡の半分が、この天才が産み出した作品と言っても過言でない。
曲数５０００曲以上のすさまじさ。合掌。（BOXセット売り出したら大変だ）

ここ吉祥寺では楳図かずお（７０歳）が凄い家を建設中。へー？元気だなー。
屋上に巨大なまことちゃんが立ち、壁面は赤と白の横じまになるという。やはり。
いいなー、アシスタント、いや家政婦として一緒に住まわせてくれないかな。
しかし、景観が損なわれると周辺の住人からクレーム、建築工事差し止めの仮処分を申し立てられている。難しい問題だ。どうなる？　ピース！もとい、ぐわし！

さて、こんな老後を送れる人、何人いるだろう。（ぜんぜん老後じゃないですが...）


星の旅人ジャケット*加山雄三グレイテストヒット*楳図まんが「赤んぼう少女」のたまみちゃんは恐可愛くて好きなキャラのひとり。