2007年 12月 15日
くるみ割り人形 |
クリスマスのバレエといえばチャイコフスキーの「くるみ割り人形」ですね。
数年前、このシーズンにキーロフバレエ(たぶん)来日公演を観に行き、とても良かったのを思い出し又見たくなりました。
調べていたら、ちょうど今月キーロフバレエの93年サンクトペテルブルグ公演がDVDで再発され、初回盤はお求め易いハッピープライスだったので、即購入。
誰もが聞けば知っている、ああこの曲もあの曲も..くるみ割りの....なのだが、改めて聞くとバラエティに富んでいて素晴らしくポップです。
クリスマスの一夜の夢の出来事が、できては消えるシャンパンの泡のように次々と踊られて正に夢の中に入ったような気分。
子供の頃見ていたらどうなっていただろう。
次の日から白いタイツを履いて.....いや、女の子に生れてたら憧れるのはよくわかりす。
主役のマーシャが細くて小柄なのでとてもよく合っています。
舞台のトータルカラーがピンクなのもふわふわのマシュマロのように甘くロマンチック。
大勢で腕にいっぱい白い玉を付けて踊る「雪のワルツ」も雰囲気抜群。
第2幕12景ではスペイン、アラビア、中国、ロシア風の踊りに続いて、最高にかわいい
子供3人による「あし笛の踊り」が披露される。
無駄のない身体、一生懸命で、少しぎこちない動き、ハラハラ。
「ぼくうまくやれたよ!」OKパーフェクト。
ちゃんと女の子をリードする一人前の男の子....。
「花のワルツ」も美しさの中にいろいろな工夫があり、生きている喜びに溢れています。
そしてクライマックス、パ・ドゥ・ドゥでうっとりさせてもらいましょう。
祖父江慎の言うように毎日「うっとり」することが大事な気がしてきます。
まじめにやればやる程笑える動きが、「人は何のために生きるか?」を考えさせてくれます。
歴史と伝統、様式美と鍛練、全てはその中にあり、どんな「自由」も様式の中でもがいているに過ぎないことを思い知ります。またそれで良い、と思えます。
美しいものは美しい。それでいいのです。
(クリックして子供たちを見て下さい)
曲目を見ただけでワクワクします。
1. 序曲
2.クリスマスツリー
3.行進曲
4.ギャロップと両親の踊り
5.踊りの情景 - ドロッセルマイヤーの贈り物
6.情景 - グロスファターの踊り
7.クララとくるみ割り人形
8.くるみ割り人形とねずみの王様の戦い、くるみ割り人形の勝利、
そして人形は王子に姿を変える
9.クリスマスツリーの中で(冬の松林)
10.情景と雪片のワルツ
11.お菓子の王国の魔法の城
12.情景 クララと王子
13.登場人物たちの踊り(ディヴェルティスマン)
1.チョコレート(スペインの踊り)
2.コーヒー(アラビアの踊り)
3.お茶(中国の踊り)
4.トレパック(ロシアの踊り)
5.葦笛の踊り
6.道化者の踊り
14.花のワルツ
15.パ・ド・ドゥ
1.イントラーダ
2.ヴァリアシオン I (タランテラ)
3.ヴァリアシオン II (金平糖の精の踊り)
4.コーダ
16.終幕のワルツ - アポテオーズ(グランド・フィナーレ)
数年前、このシーズンにキーロフバレエ(たぶん)来日公演を観に行き、とても良かったのを思い出し又見たくなりました。
調べていたら、ちょうど今月キーロフバレエの93年サンクトペテルブルグ公演がDVDで再発され、初回盤はお求め易いハッピープライスだったので、即購入。
誰もが聞けば知っている、ああこの曲もあの曲も..くるみ割りの....なのだが、改めて聞くとバラエティに富んでいて素晴らしくポップです。
クリスマスの一夜の夢の出来事が、できては消えるシャンパンの泡のように次々と踊られて正に夢の中に入ったような気分。
子供の頃見ていたらどうなっていただろう。
次の日から白いタイツを履いて.....いや、女の子に生れてたら憧れるのはよくわかりす。
主役のマーシャが細くて小柄なのでとてもよく合っています。
舞台のトータルカラーがピンクなのもふわふわのマシュマロのように甘くロマンチック。
大勢で腕にいっぱい白い玉を付けて踊る「雪のワルツ」も雰囲気抜群。
第2幕12景ではスペイン、アラビア、中国、ロシア風の踊りに続いて、最高にかわいい
子供3人による「あし笛の踊り」が披露される。
無駄のない身体、一生懸命で、少しぎこちない動き、ハラハラ。
「ぼくうまくやれたよ!」OKパーフェクト。
ちゃんと女の子をリードする一人前の男の子....。
「花のワルツ」も美しさの中にいろいろな工夫があり、生きている喜びに溢れています。
そしてクライマックス、パ・ドゥ・ドゥでうっとりさせてもらいましょう。
祖父江慎の言うように毎日「うっとり」することが大事な気がしてきます。
まじめにやればやる程笑える動きが、「人は何のために生きるか?」を考えさせてくれます。
歴史と伝統、様式美と鍛練、全てはその中にあり、どんな「自由」も様式の中でもがいているに過ぎないことを思い知ります。またそれで良い、と思えます。
美しいものは美しい。それでいいのです。
(クリックして子供たちを見て下さい)
曲目を見ただけでワクワクします。
1. 序曲
2.クリスマスツリー
3.行進曲
4.ギャロップと両親の踊り
5.踊りの情景 - ドロッセルマイヤーの贈り物
6.情景 - グロスファターの踊り
7.クララとくるみ割り人形
8.くるみ割り人形とねずみの王様の戦い、くるみ割り人形の勝利、
そして人形は王子に姿を変える
9.クリスマスツリーの中で(冬の松林)
10.情景と雪片のワルツ
11.お菓子の王国の魔法の城
12.情景 クララと王子
13.登場人物たちの踊り(ディヴェルティスマン)
1.チョコレート(スペインの踊り)
2.コーヒー(アラビアの踊り)
3.お茶(中国の踊り)
4.トレパック(ロシアの踊り)
5.葦笛の踊り
6.道化者の踊り
14.花のワルツ
15.パ・ド・ドゥ
1.イントラーダ
2.ヴァリアシオン I (タランテラ)
3.ヴァリアシオン II (金平糖の精の踊り)
4.コーダ
16.終幕のワルツ - アポテオーズ(グランド・フィナーレ)
by 460ss
| 2007-12-15 13:40