衝撃

工房集とその仲間たち展
障害のある方たちの制作した作品の展覧会に行きました。
埼玉県にある「みぬま福祉会」のアートスタジオ「工房集」は
アートを仕事としている障害者の施設だそうで
そんな素敵なところがあったなんてステキです。
picasonicのキンタローさんのサイトで紹介されていたのを見て
ぜひ行かねばと浅草橋のギャラリーへ行きました。
ギャラリースペースも気持ちよく
一発でその世界にやられました。
とても落ち込んで、自分が嫌になり、そして一瞬後にはとても元気になる。
生きて行くのが嫌になり、一瞬後には力いっぱい生きたくなる。
そんな不思議なパワーを持った「生きる意味」を問うような
自分と対面するような展示です。
飼っていた犬”茶たろう”やてんとう虫のようなものを
びっしりびっしり描いている人。
四角い小さな箱を１個３日かかって作る人。
企業名を何百何千と覚えていて、その名前をちゃんとその会社の
イメージらしい文字や色で段ボールにびっしり描く人。
千羽鶴を永遠のように作る人。
どらえもんが大好きでどらえもんの「も」の字だけを
青い色鉛筆で幾重にも幾重にも描き重ねる人。（トゥオンブリのよう）
どれもすばらしいのです。
いつもと違う脳が働いて顔がほころんだり喜びが突き刺さったり。
どれもいとおしく、この作品群に埋もれていたい気分。
ひとりでどっぷり浸っていたい気分。
飾りきれない作品がいっぱいファイルされています。
これは大きく自分を変えてくれそうな衝撃です。
今までもこのような障害者の方の作品は見たことはありましたが
こんなに大量に、そして作者の紹介と写真で
もっと親しみやすく入り込めたのはとても良い企画だと思います。
見せ方、構成の仕方も良かったのでしょう。

まだ25日までやっています。（日曜休み）
飛びたい人（トリップ？）、悩んでいる人
頑張っている人、疲れている人、自由になりたい人、
自分に満足ている人、何か足りないと思っている人、
世界同時不況に不安を抱いている人、
どんな人が見ても何かを感じれるのではないでしょうか？
お勧めです。

詳しくはこちらをご覧下さい。
ギャラリー「マキイマサルファインアーツ」
「工作集」

カードや携帯ストラップ購入。
キラキラのは名刺くらいのカードでパウチッコしてあるんですよ。